「戦略総務」の発案者クレイグと話しませんか? 本当の戦略総務とは・・・
欧米に本社があるグローバル企業は会社組織のほとんどすべてがグローバル化されています。FM/総務機能も例外ではありません。本社から海外の状況がよく見えるようになっていますし、本社と子会社のコミュニケーションもとても密に行われています。
一方、日本ではたくさんの優良な企業がグローバル企業として活躍していますが、残念ながらFM・総務機能においては必ずしもグローバル化が進んでいるとは言えない現状です。
FM/総務のグローバル化について、世界の現状と日本企業が今後どのように進めていくべきかについて簡単にまとめましたので、次をご覧ください。
グローバル化した状態のFM/総務サービスプロバイダーのイメージ
グローバル企業のFM/総務では、現状以下のような状況になっています。
海外不動産管理の重視すべき3つの視点
海外不動産を管理する際に重視すべき主なポイントは次のとおりになります。
1.コンプライアンス
世界中の多くの企業が、グローバル競争に勝ち残っていくために最も重視していることの一つがコンプライアンスです。これを重視しない企業が市場から退場しなければならなくなった事例はたくさんあります。
2.クオリティ
よりよい商品を市場に提供し続けるには、その商品を作る環境のクオリティを高く保たなければなりません。またそこで働く人々のモチベーションや責任感も、よりよい環境の中でこそ醸成・維持されるものです。
3.コスト
不動産を維持・管理していくコストは常に適正でなければなりません。コストのかけ過ぎは利益を圧迫します。またコストを抑えすぎると、職場環境の悪化や従業員のモチベーション低下につながったり、突発的な修繕などが発生しやすくなります。長く海外で事業を行っていく上では、さまざまなリスクを考慮してコストのかけ方を考えていくことが必要になります。
海外のローカルでFMのサービスプロバイダーを使うときに主なポイントは次のとおりです。
1.FMプロフェッショナルの視点
現状の不動産管理業務のどこに無駄があり、何が不足しているかを、FMのプロと しての視点で徹底的に洗い出し、クライアントの成功(業績向上)に直結するコ ンサルティングを提供できること。
2.コンプライアンス
コンプライアンス重視の運営を行うため、ローカルの法律・習慣などに詳しい こと。
3.コストコントロール
クライアントが調達する不動産管理に必要な資材やリソースについて、市場価 格情報を提供できること。購買力を最大化することで、調達コストのコントロ ールが可能となります。
4.リソースの提供
クライアントのファシリティ経営に必要な組織や体制、テクノロジーを提供で きること。
5.レポーティング
全体を見える化し、経営判断に必要な情報を定期的(毎週、毎月など)に報告できること。
次に記載する姿勢はグローバルに限らずFM/総務にとって必要な姿勢ですが、グローバルFM/総務を行うときはさまざまな文化や慣習を考慮しながら進めることになりますので、特に意識していかなければなりません。
1.ガバナンスの徹底
2.一元管理体制
3.コストコントロール
4.専門性の育成と導入
5.現状の見える化
6.改善思考
グローバルFM/総務体制が完全に構築できるまでのおおよその体制の変化は次のようになります。
1.独立型の体制
2.協力型の体制
3.一体型の体制
4.統合型の体制
最終の統合型の体制になるためには、統合型の体制を目標としたロードマップを作成して、戦略的に進めていくことが悲痛用になります。
ローバルFM/総務体制を構築するために、当社が提供するコンサルティングサービスは次のとおりになります。
1.オーナサイドへのアドバイス、指導
初めて経験するグローバル化に向けた情報の収集方法(何を集めるか、経費 のApple-to-Apple集計方法、社内向け説明文書等)
2.第三者としてのニュートラルな視点
業界のKey Playerとして業界の発展に努めている
3.ロードマップを作成、Step-by-Stepで指導
社内向けの取り組み方、稟議、RFI, RFP, 交渉、契約、人材配置
4.絶対成果を出す保証
経費削減の中から報酬の原資をつくる
自社内のリソースだけで進めることも可能ですが、専門家とともに進めることが、効率的に進めることが可能となります。結果として、グローバル全体の意識が変革していくプロジェクトとなります。
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